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貯金の平均

みんなの貯金の平均と年齢別の傾向

年功序列型給与体系の文化の残る日本においては、一般的には歳を重ねるにつれ収入も増えますので、貯金も増える傾向にはあるようですが、結婚や住宅購入などといった大きなイベント・出費によって貯金は変動します。ちなみに貯金の全国平均(総世帯平均)は 8759000円 です。国民一人当たりではなく、世帯当たりの金額です。でもそれだけだと多いのか少ないのか比較もイメージも難しいですね。そこで年齢別にまとめましたのでごゆっくりご覧ください。

サラリーマンもそうでない人も学生も主婦もみんなが気になる貯金の平均はいくらくらいなのか、年代・年齢・男女・世帯別に金額をまとめました。自分と同じ年代や年齢の貯金額や、数年後の傾向などいろいろ確認してみましょう。20代から70代までの貯金の平均を男女別・世帯別(単身・夫婦・3人家族〜)に確認することができます。貯金の年代平均は総務省の消費実態調査より参照したもので、貯金は普通預金と定期預金を合計した金額になります。

同じ年齢でも性別だったり、独身なのか夫婦なのかといった家族構成でも貯金の傾向は大きく異なります。自分と同じ条件はもちろんですが、どんな人が一番貯金が多いのかといった見方で結果をみてみるとまた違う発見がありますので、いろいろな年齢のいろいろな条件における貯金をぜひチェックしてみてください。

20代の貯金の平均について

単身 男:1322000円 女:1686000円
二人以上世帯 前半:1472000円 後半:2487000円

20代前半は主に大学生や社会人ですが、社会人でもまだまだ若手ですので元気に働いて元気に遊ぶ年齢でもあります。未婚の人も多いですが、実家暮らしか一人暮らしかでも貯金は大きく違います。20代後半になると社会人が多くなり収入も増えてきますが、出費の多い年代でもあり貯金の伸びもゆるやかです。自他の結婚式などのイベントが増えてくると出費がかさむため貯金が少なくなる人も多くいます。

20代は収入が少ないため貯金額も当然ながら他の年代と比べてもかなり低い金額となっています。ただし、普通貯金保有率で見ると他の年代と大差なく80%前後で推移しています。定期貯金の金額と保有率が低く(特に男性が飛びぬけて低い)、まだまだ貯金への意識が低いことがあらわれているようです。

30代の貯金の平均について

単身 男:3808000円 女:3054000円
二人以上世帯 前半:3773000円 後半:4337000円

30代前半となると社会人として中堅の域に入り、責任ある仕事も多くまかされるころ。結婚をし家庭を持つ人も多く収入と貯金が大きく変動しだす年代でもあります。30代後半は仕事も充実し忙しい時期です。結婚に加え、子どももでき自分のための出費から家族のための出費へと大きくシフトします。住宅ローンの返済をはじめるひとも増え貯金意識が高まる年代でもあります。

30代は単身者で300万円以上の貯金、二人以上世帯でも300万円から400万円の貯金と少しずつですが貯金が実現できているようです。特に女性の単身者の普通貯金の保有率が唯一90%を超えるなど、お金をつかうことからお金を貯めることへと考え方が変化してきている傾向があります。

40代の貯金の平均について

単身 男:5017000円 女:6009000円
二人以上世帯 前半:5494000円 後半:6406000円

40代前半になると収入が増える人が多いようですが、住宅ローンをはじめとした大きな出費も重なるため収入-支出=貯金のバランスが大事な時期です。40代後半では、子どもの教育資金が増える年代です。仕事では多くのプロジェクトや後輩を抱え忙しい時期でもあり、収入が多い時期でもあります。貯金と負債の管理が大切です。

40代では収入の増加の影響もあり貯金が増えていますが、二人以上世帯の貯金増加よりも単身者の方が増加率が大きいように感じられます。一概には結論付けられませんが40代くらいから結婚への貯金充当や住宅ローンへの頭金支払などが増え、結婚後(夫婦の世帯)において一時的に貯金が減る人がいる影響を受けているのかもしれません。

50代の貯金の平均について

単身 男:7669000円 女:7290000円
二人以上世帯 前半:7308000円 後半:10092000円

50代前半では管理職として働く人が多くなりますが、貯金としては総じて高い傾向にありますが、住宅ローンなどの負債に加え、子どもの大学受験などもある年代ですので貯金のプランが重要です。50代後半は収入も多いですが住宅に教育資金に仕送りにと支出も多いですね。住宅ローンは完済している人も結構多いですが、人によっては子どもが結婚というケースも多いようです。

50代となると普段からの貯金意識も高く、平均額も多くなっています。50代後半の二人以上世帯においては貯金の平均が1000万円を超えるなど大きな貯金の増加となっています。住宅や教育などのローンを抱えている人も多い50代ではありますが、長年の家計設計・貯金設計もあり、平均としては順調な結果となっています。ただ、女性の単身者においては貯金の伸び率が低くなってきています。

60代の貯金の平均について

単身 男:9091000円 女:11059000円
二人以上世帯 前半:13309000円 後半:13023000円

60代前半でいうと多くの人が退職を迎える時期でもあります。雇用延長や再雇用という人も増えてはいますが、やはり60歳で退職する人が多いようです。人生設計という点で貯金意識の高まる時期でもあります。60代後半となるとすでに多くの人が退職していますが、投資などの運用で年金以外の収入を得ている人も結構いるようですね。支出は少ないため、逆に貯金の計画をたてやすい年代でもあるようです。

60代では二人以上世帯の貯金額が1300万円を超えています。第二の人生設計において必要十分な貯金額であるかどうかは個人差がありますが、年代別では高い貯金となっています。定期貯金の保有率がほとんどの世帯で低下しているのは、60歳満期などの設定をした定期が終了しているためと思われます。伸び率の低かった単身女性の貯金額が一転大きく増加していることも特徴的といえます。

70代の貯金の平均について

単身 男:8397000円 女:10675000円
二人以上世帯 前半:13459000円 後半:14131000円

70代では無職が多いものの、第二の人生設計において退職金を活用し個人事業を開始する人も増えてきています。また70代といえども、勤労者以外(社長や経営者や会長など)は年齢に関係なくまだまだ現役と言う人も多いですね。体に負担をかけて無理することはよくありませんが、定年などの線引きがなく70代現役という人は一般的にも元気な人が多いですね。もちろんそういう人の貯金も多い傾向にあります。

70代では女性勤労者をのぞく単身世帯において貯金額が減少傾向にあります。また二人暮らし以上の世帯においても貯金は前の年代から横ばいの状況にあるようです。年金収入はあるものの、貯金が増えるまでの収入源がないため少しずつ貯金を取り崩している世帯が多いのかもしれません。逆の言い方をすれば二人暮らし以上世帯において横ばい(微増)ということは、医療費等のふえるなか少ない収入で家計をやりくりできている人も多いということですね。

預金金利と利息の平均と相場を計算してみる

生活口座として利用する普通預金と、少しでもお金を増やすためにいろいろな銀行の商品を探して利用する定期預金、目的は異なりますが銀行の預金にはそれぞれ設定された金利がついてきます。

銀行ごとに違いはありますが、普通預金の金利は平均すると約0.02%です。わかりやすくお金で計算してみると、100万円を預けた場合100万円×0.0002÷365日×30日で月に約16円の金利がつくことになります。

次は定期預金の金利の平均をみてみましょう。定期預金には各銀行で様々な商品を出しておりそれぞれに金利が異なります。地方銀行のキャンペーン定期金利で0.12%、ネット銀行でも0.18%あたりが平均の金利となりそうです。

定期の場合、預け入れの期間や金額などでも細かく金利設定してあるので各行一概には言えませんが、0.15%金利に100万円を1年間で計算してみると、100万円×0.0015÷365日×30日で月に約123円の金利となります。年間だと約1500円お金が増えるお得な預金です。

へそくり貯金の平均

気になる他人のへそくり事情ですが、秘密だからこそのへそくりであって、公的な統計値もありません。ある民放テレビの調査によると、へそくりの平均額はなんと約350万円(取材数=母数なので平均というのも少々無理があるような・・・)。正直私もびっくりな結果でしたが、テレビの取材に対して夫婦で答えている状況から考えると、へそくりはうしろめいたいものではなく、むしろ計画的で前向きなものへと変わりつつあるように感じました。

貯金を崩してまで何かを購入するならお互いの了承は当然必要ですが、自分のお小遣いや内職収入・副業収入からへそくりを貯めていれば、いざ何か欲しいものが出てきた際に思い切って購入することも可能になりますので、生活の充実にとってもプラスになると考えられます。